【2023年最新】家の断熱は窓で決まる!最大200万円もらえる、断熱窓に特化したリフォーム補助金とは?
豆知識
2023年から「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」という新しい補助金が登場しました。今回の補助金は、断熱窓リフォームに特化しています。
最大200万円/戸の補助金がもらえる今回の制度。補助額が大きく、今までにないとてもお得な補助金です!
本記事では、対象となるリフォームや補助金額について詳しく解説いたします。
断熱窓リフォームに特化した補助金とは?
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」は、高断熱窓の設置リフォームを対象にした補助金です。玄関ドアなどは対象外であり、また新築ではなくリフォーム工事のみ対象となります。
今回の制度は、2050年のカーボンニュートラル実現を目的にうまれた制度。断熱窓へのリフォームを促進し、省エネ住宅の普及を目指しています。
■対象となる工事■
住宅所有者がリフォーム事業者に発注(工事請負契約)して実施するリフォーム工事
※世帯は問いません。全世帯が対象です。
■対象となる期間■
令和4年(2022年)11月8日~令和5年(2023年)12月31日に工事請負契約を締結し、
事業者登録の後に工事を着工したものに限ります。
そもそも、何故「窓」のリフォームが大事なのか?
今回の補助金が断熱窓リフォームに特化している理由は、住宅の断熱性は窓で大きく左右されるからです。
実は、窓は家の中で最も熱の出入りが大きい箇所。冬は52%、夏は74%の熱が窓から出入りしています。
ちなみに、外壁や換気扇からの熱の出入りは15%ほど。窓は家の中でも薄い部分なので、熱の出入りが屋根や壁に比べても圧倒的に大きいのです。
夏や冬を快適に過ごすためには、窓をリフォームすることが非常に重要です。
窓の断熱性は、結露や省エネ性にも関係あり
窓の断熱性が低いと、建物全体の断熱性が低くなり、温度差のある空間がうまれやすくなります。
温度差のある家は、窓に結露ができ、ダニやカビの発生を引き起こします。ダニやカビは、アレルギー症状の原因にもなり、家族の健康を損なう危険性があります。
また、断熱性の低い窓は熱の出入りが大きいため、エアコンをずっとつけていても中々部屋が快適な温度になりません。その結果、エアコンの過度な使用が増え、光熱費が増えてしまうことも…。電気代が値上がりし頭を悩ませている方は、ぜひ窓のリフォームを検討してください。
つまり、高断熱な窓にリフォームをすることは、ダニやカビの発生を抑へ、温度差により血圧が乱高下するヒートショック対策にもなります。家族の健康を守り、さらに光熱費の削減にもつながります。
対象となるリフォームの種類・補助額
今回の補助金は、下の表の熱貫流率の基準を満たすものが対象となります。
補助金の対象となる窓の性能(UW値:窓の断熱性能、小さいほど断熱性能が高い)
住宅の種類 | ガラス交換 | 内窓設置 | カバー工法 | 外窓交換 |
戸建て住宅 低層集合住宅 (3階建以下) |
Uw1.9以下 | Uw1.9以下 | Uw1.9以下 | Uw1.9以下 |
中高層集合住宅 (4階建以上) |
Uw1.9以下 | Uw1.9以下 | Uw2.3以下 | Uw1.9以下 |
熱貫流率(W/m2・k)とは、窓からどのくらいの熱が出入りしているか数値化したもの。メーカーの商品サイトやパンフレットにも数値が掲載されていますが、どんな窓がいいかなど専門的なことはプロに相談しましょう。
断熱窓リフォームの種類・工期・金額
断熱窓のリフォームは、上の表にあるように大きく分けて4種類あります。
①窓枠は既存の物を使用し、ガラスだけ交換する「ガラス交換」
②既存の窓の内側に新しい窓を設置する「内窓設置」
③既存の窓枠の上に新しい窓枠を設置する「カバー工法」
④窓枠ごと全て交換する「外窓交換」
どのリフォームがお客様に適しているのかは、現在の住まいの状況を見ながら、予算やご要望に合わせてプランをつくるので、お気軽にご相談ください。
補助額 ※戸建て住宅 / 低層集合住宅(3階建以下)の場合 BED1C4
グレード | 熱貫流率 | 大きさ区分 | ガラス交換 | 内窓設置 | カバー工法・外窓設置 | |||
面積 | 1枚あたりの補助額 | 面積 | 1枚あたりの補助額 | 面積 | 1枚あたりの補助額 | |||
SS | Uw1.1以下 | 大 | 1.4㎡以上 | 48,000 | 2.8㎡以上 | 124,000 | 2.8㎡以上 | 183,000 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
30,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
84,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
136,000 | ||
小 | 0.8㎡未満 | 8,000 | 1.6㎡未満 | 53,000 | 1.6㎡未満 | 91,000 | ||
S | Uw1.5以下 | 大 | 1.4㎡以上 | 32,000 | 2.8㎡以上 | 84,000 | 2.8㎡以上 | 124,000 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
21,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
57,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
92,000 | ||
小 | 0.8㎡未満 | 5,000 | 1.6㎡未満 | 36,000 | 1.6㎡未満 | 62,000 | ||
A | Uw1.9以下 | 大 | 1.4㎡以上 | 26,000 | 2.8㎡以上 | 69,000 | 2.8㎡以上 | 102,000 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
17,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
47,000 | 1.4㎡以上 2.8㎡未満 |
76,000 | ||
小 | 0.8㎡未満 | 4,000 | 1.6㎡未満 | 30,000 | 1.6㎡未満 | 51,000 |
今回の補助額は過去最高の金額。工事費用の半額相当の補助金が交付されるイメージです。
高騰し続ける光熱費を払い続けるよりも、今回の補助金を使ってリフォームをした方が断然お得です!
申請の注意点 佐元工務店は事業者登録済み
今回の補助金制度は、リフォームを行う事業者が申請をします。お客様で手続きをする必要はありません。
ただし、今回の補助金制度は事業者登録をしている会社のリフォーム工事のみ対象となります。つまり、事業者登録をしていない会社で断熱窓リフォームをしても、補助金の対象にはなりませんので、ご注意を。
佐元工務店は事業者登録を完了しています。また、佐元工務店は補助金を活用したリフォーム実績も豊富にあるので、安心してお任せください。
▲1955年の創業以来、数々の実績を認めていただいています。
また、今回の補助金は、一部の他の補助金制度との併用も可能。お客様の要望に合わせて最適なプランを私たちからご提案いたします。
2023年、一番お得な補助金で断熱窓にリフォームを!
断熱窓リフォームに特化した今回の補助金。今までにないほどお得な補助金であり、住宅の断熱性能をあげたい方は、絶対に活用していただきたい制度です。
佐元工務店は工務店ならではの知識・経験を活かし、住まい全体の状況をみて、リフォームプランをご提案します。
「キッチンが古くて使いにくい」「増築を考えている」など、気になる点はまとめて私たちにご相談ください!
夏も冬も快適な暮らしを手に入れる断熱窓リフォームは、今が一番お得です。メールやお電話でお気軽にお問い合わせください!